失敗してしまった時にかけた1つの言葉

昨日の話ですが、娘がある失敗をしました。

その時の対応、声かけについて書いてみたいと思います。子どもが失敗した時の参考になれば幸いに思います。

出来事

娘が小学校から帰ってくる時間帯、部屋の中で読書をしていると外から「パパー」という声が聞こえました。

2階アパートの部屋の窓を開け下を見るとランドセルを背負った小学1年生の娘が立っておりました。

「要件はなんだろう?」

と思い、

「どうしたの?」

と聞くと

「パパー、おしっこー」

と娘は申されました。

なるほどこれは緊急事態!

娘は学校から帰る途中で尿意を覚え我慢しながら20分の道のりを耐え家の前までたどり着いた所でした。

それを知り、とりあえず急いで玄関のドアを開けに向かいました。

あと少しの所で

玄関のドアを開けると、娘は家に入るため階段を登っている最中でした。

すぐに家に入れるよう玄関を開放し、頑張って玄関にたどり着いた娘に「おかえり」をつげ、背中からランドセルを取ろうとしました。

ランドセルがもう取れるとなったその時です。

「おしっこ漏れちゃった」

家にたどり着いて油断してしまったのか、今まで我慢してきた娘が申し訳なさそうにそう言いました。

その言葉を聞き、娘の足元を見るとそこには少し大きめの水たまりが出来ていたのでした。

失敗した時に取った行動・かけた言葉

おしっこが我慢しきれず、玄関で自分の足元に少し大きめの水たまりを作った娘。

その時に咄嗟にかけた言葉は

「やっちゃったねー。タオルを取ってくるから少し待っててね」

です。

少し笑顔でそう声をかけて、とりあえず洗面所にタオルを取りにいきタオルを片手に娘の元へ。

下半身が全滅だったので、1つずつゆっくり対処していき最後に水たまりを掃除してアクシデント対処は終了しました。

自分の失敗は本人も理解している

今回、おしっこを漏らしてしまったことに対して注意したり叱ったりすることはしませんでした。

それには理由があって

「自分の失敗は本人も理解している」

と思ったからです。

玄関で漏らしてしまった時、娘は申し訳なさそうにしていました。

この姿を見た時

「自分の失敗を理解し自分の中で反省しているんだろうな」

と思い、特に注意や叱りをすることに必要性を感じなかったのです。

言い過ぎると自己肯定感の低下となる

失敗をした時、自分に自信がなくなる場合がありますよね。

今回の失敗を自分に置き換えると

玄関でおしっこを漏らしてしまった場合、結構心理的ダメージが大きいと思います。

漏らすという行為がダメージ大きいですよね。

そんな心の状態の中

注意やお叱りがきた場合、心理的に追い討ちが加わって

「自分はダメな人間だ」

と自己肯定感の低下に繋がりやすくなる可能性があると思います。

それもあるので、失敗の内容によっては注意・叱りを入れるか否か、一呼吸おいて考える必要があると今回思いました。

見方を変えれば【別視点から見る】

今回の娘の失敗を別視点から考えてみました。

今目線:

「おしっこを我慢してしていたけれど我慢できず玄関で漏らしてしまった(失敗)」

別目線:

「下校途中におしっこをしたくなったけれど、途中で漏らすことなく、寄り道せず家まで我慢し頑張って帰ってきた(褒め)」

今回の失敗を別の目線で見た時

褒める部分が見つかり、それを思った時自然と注意や叱るといった感情がなくなりました。

親としてそれでいいのか?

となるぐらいの楽観主義の考え方ですが^^;

一緒に考えることは大事

今回の娘の失敗に対して

注意や叱りはしませんでしたが、一緒に考えることはしました。

考えたこと

1.「どうすれば下校途中でおしっこをしたくならずに済むのか?」

2.「仮に下校中におしっこや腹痛が来たとき、お店に寄ってトイレを借りてもいいのか?良い か悪いか誰に確認したら良いのか?」

今回は失敗に対して前向きに向き合ってくれたので、上2点を一緒に考え

娘は自分なりの答えを出していました。

私個人的には、自分自身の失敗についてはそんな感じでいいのかなと思っています。

他人に危害を与えたり、迷惑をかけたりする行動については

今回のような緩い対応は向いてないかもしれません。

厳しめに注意したり、叱ったりと必要になると思います。

ですが自分自身の失敗については

失敗した時点で失敗した本人も何かしら感じているものがあると思うので

あとはサポートするくらいでいいのではないでしょうか(^_^)

それぐらいで考えた方が自分の心が楽になるときもある!

そう思い今回書かせて頂きました!

長々とお読み頂きありがとうございました。

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